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【ウーブンシティ(WOVEN CITY)を作る理由】どこにある?いつから住めるの?解説まとめ

社会の幸福に繋がる「ありとあらゆる」をスピーディに研究・実証出来る場を、街ごと作る

TOYOT自動車株式会社 社長 豊田章男

2020年、ラスベガスで開催された世界最大規模の電子機器見本市:CES で豊田社長は初めてこの巨大プロジェクトの構想を発表した。
自動運転やロボット、人工知能など社会が必要とするあらゆる技術を試すことが出来る『実証都市』を新たに作るというとてつもない構想だ。
ウーブンシティが目指すのは、人々の暮らしに寄り添う様々なモノ・サービスが繋がり、幸せがあふれる街
その全貌を、徹底的ここで明らかにしていこう。
この記事を読み終わったあなたは、きっとこの街に住んでみたいと思っているはずだ!

目次

『ウーブンシティ』の概要

どこに出来るの??

ウーブンシティは、静岡県裾野市御宿に建設予定です。ここは、2020年末に閉鎖を予定しているトヨタ自動車東日本株式会社 東富士工場の跡地となっています。

広さは約東京ドーム15個分。街としての広さは決して大きいとは言い難いが、1つの企業の構想によって、これだけの大きな土地に街を作ると考えると、とんでもないプロジェクトであることは間違いないでしょう。

いつから?誰が住めるの?

完成時期は、進化し続ける街という観点から明らかにされていない。、工事の着工は、2021年2月23日に、地鎮祭を皮切りに開始された。
プロジェクト初期の段階では、TOYOTA関係者や従業員、プロジェクトスタッフの約2000人が居住予定。一般の個人・法人の居住も検討しているようですが、詳細はまだ不明。

わくわくするね!早く私も住めるようになってほしいわ!

何の為に作るの?

  • 未来の世界中の人々の為に
  • 次世代へ美しい地球を残す為に

豊田社長は、ウーブンシティ構想の目的をこの様に述べている。
社会の幸福につながるありとあらゆる事をスピーディーに研究・実証出来る環境を街ごと作る
そして、コネクティッド技術、自動運転、AI技術だけでなく、持続可能なエネルギー及び食料の安定供給に至るまで、社会の幸福を実現する為にウーブンシティは計画・開発されている。

ウーブンシティが描く「3つのコンセプト」

ウーブンシティが掲げる「3つのコンセプト」
  • 「人」中心の街
  • 実証実験の街
  • 未完成の街

自動運転やコネクティッド技術、ITを利用する事で、あらゆる交通をシームレスに繋げる事が出来ます。
全ての人が快適に移動できる未来をもたらすために、ウーブンシティではこの3つのコンセプトが掲げられています。

1.「人」中心の街

あくまでも街の中心は「人」であると、豊田社長は述べている。想定される住人は、高齢者や子育て世代、障がいを持った方々、そして発明家たちを想定している。全ての人が快適に移動できるために、自動運転や人工知能、ロボットの実証によって、より良い生活を目指す。

2.実証実験の街

全ての人に移動の自由を追求するには自動運転の安全化が不可欠である。そこでウーブンシティでは、「3+1種」の道を整備する。

ウーブンシティが整備する「3+1種」の道
  1. スピードが速い車両専用道路
  2. 歩行者と、スピードが遅いパーソナルモビリティ用の道
  3. 歩行者専用の公園内歩道の様な道
  4. (地下に作る物流専用の道)

これら3種類(+1種)が網の目のように織り込まれ、街全体で実証実験を行う

3.未完成の街

ウーブンシティは「常に実証実験を起こし続ける街」を目指している。
社会的課題を多く抱える高齢者・子育て世代の人々が発明家と共に共存する事で、様々な社会問題に向けた発明を、実際にその場でタイムリーに起こし続ける事を目的としている。
そのためウーブンシティは、どこまでいっても未完成の街ということなのである。

では、その「社会的課題」を解決する為に、具体的にどういった開発・取り組みが行われるのか、次の項で詳しく解説しよう。

社会的課題の解決に向けた、具体的な開発と取り組み

もっとバリアフリーへ

バリアフリー環境の整備の為に、ウーブンシティ内では、自動運転モビリティ「e-Palette」が走行します。

e-Palletteの特徴
  • 乗り降りしやすい広いドア
  • 低い車高により、車いすやベビーカーの乗り降りが容易
  • 広い室内空間

分散による混雑・渋滞の緩和

朝や夕方など、混雑・渋滞時間帯における交通量や駐車場のデータを利用して、居住者や訪問者へベストな移動タイミングを提案するソリューションの開発を行います。

それにより、人々の移動の時間帯をずらすことで、混雑・渋滞の緩和が期待できるでしょう。

人と人をつなぐ街の活性化

現在の日本では、地方都市を中心に、「人が集まる場所」の欠如が問題となっています。
その為、ウーブンシティでは、人々が集まる場所として、公園や広場を様々な場所に作り、住民同士のつながり・コミュニティの円滑な形成を目指している。

自動運転技術による「交通事故ゼロ」の世界

年齢や運転技術の差に依存しない、誰でも安心できる自動運転技術を備えるモビリティにより、交通事故ゼロを目指している。ウーブンシティでは、先述した「3つの道」をベースに、安全かつ快適な自動運転モビリティの開発を推進する。

ウーブンシティでは、一体どんな生活が待っているの?

ここでは、ウーブンシティの暮らしの一部を覗いてみます。これを読めば、ウーブンシティの暮らしの様子が、よりリアルに感じられるでしょう!

自動運転モビリティ『e-Palette』

e-Palette』は、ハンドル無し、運転席無しの自動運転EV(電気自動車)です。以下に、具体的な特徴と用途をまとめました

e-Paletteの特徴
  • CO2排出量ゼロ!水素で走る電気自動車
  • ソフトウェアにより、必要な時に必要な場所へ、必要な台数だけ配車される
  • 広い室内空間により、キッチンカーや移動型レストランとしての運用も期待
  • 荷物を運ぶ「移動式宅配ロッカー」として活躍

この他にも、様々な用途での活躍が期待できそうだ。
また、東京2020オリンピックでは、選手村の移動手段として稼働予定。実車がメディアに発表されるまではそう遠くないかもしれません!

カーボンニュートラルな暮らし

ウーブンシティは、地球温暖化の要因となるCO2の削減にも注力する。シティ内の建物は主に、カーボン(炭素)ニュートラルな木材で作られる。木が主体のナチュラルな建物が並び、屋根には太陽光パネルが設置される。

また、インフラの整備も行い、街の地下には、水素燃料発電装置や、雨水ろ過システムなどを設置し、環境問題の改善に積極的に取り組む方針だ。

♦カーボンニュートラルに関する詳細はこちら
日本のカーボンニュートラルを考える 自工会・豊田会長が語った事実(出所:TOYOTA NEWS #111)

人々に寄り添った新しい暮らし

ウーブンシティには、人々の暮らしを幸福にする要素が幾つも織り込まれている。

暮らしの中の不要な作業を自動化

生きていくためには、やむを得ず行っている事が少なからず存在する。食材の買い出しやごみ捨て・掃除などがそれにあたる。それらの暮らしの為に仕方なくしている事」の自動化を目指す
それらを実現する為に、人工知能を駆使する。冷蔵庫を自動で充填したり、自動でごみ捨てを行ったり、また健康状態を自動でチェックするなどさまざまな暮らしの一部を人工知能によって実現する。

それらの実証実験を生活の中で行い、リアルタイムで研究・開発を進めて実現していくのだ。

結論:ウーブンシティは、人々の暮らしを幸福にするために、日々進化する街である

ウーブンシティを通じてTOYOTAが見据える新しい未来は、今まで以上に私たちの生活を豊かにし、そして次の世代へ美しい地球を残すための、大きな一歩となるだろう。
さまざまな自動化技術、人工知能、電子化に囲まれた環境で暮らし、同時にその生活そのものが新たな技術を生み出すための実証実験となるのである。
この街で暮らすことそのものが、未来の地球環境に貢献できるのであれば、この街で生活する価値は存分にあるだろう。
今後の新たな動向に期待したいところだ。

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