- ポイントは貯めるべきか?それとも使うべきか?
- ポイント制度のデメリット5選
なぜ、ポイント支給ではなくて現金支給がいいんですか?? by岸田総理大臣(大嘘)
突然ですが、皆さんはこの問いに答えることができますか?
どうもこんにちは、まろんです。
2021年11月10日に、自民・公明党の経済対策として『マイナポイント最大2万円分支給』という政策が発表されました!
これに対して国民からは、さまざまな賛否両論の声が巻き上がっています。
なかでも特に多くの方が、こう思っているのではないでしょうか?
「ポイントじゃなくて、現金で支給してください!!」
おっしゃる通りです。私も大いにそう思います。
しかし改めて「じゃあなぜ、ポイントじゃなくて現金が良いんですか?」と聞かれたときに、あなたは簡潔に答えられますか??
でも言われてみれば確かにそうですよね?
現在ではもう、お財布に現金を沢山いれて持ち運ぶ人の方が少なくなってきました。
スマホやカードで支払う人がほとんどです。
だとしたら、「マイナポイントを普段使っているキャッシュレスのサービスに移行して支払えば問題ないじゃないか!」と言われれば、確かに・・・と思ってしまいそうです。
しかしそれでも、ポイントよりも現金・キャッシュの方が良いのは明らかなんです!これは真実です。
そこでこの記事では、なぜポイントよりも現金の方が優れているのか?
【ポイント制度のデメリット5選】を解説していきます!
結論:ポイント制度のデメリット5選
それでは早速結論から発表しますね!
【ポイント制度のデメリット5選】は次の通りです。
- 有効期限がある
- ポイントを貯めることが楽しくなって余計な買い物までしてしまう
- ポイント発行会社の倒産・ルール変更・失効や、ポイント利用先の店の閉店などのリスクがある
- ポイント制度に固執して実は損をしてしまう
- 利息が付かない
これら5つがポイント制度の大きなデメリットです。
ところで皆さん。ポイントは「貯める派」ですか?「使う派」ですか??
この問いには、正解があります。
それは、ポイントは必ず使い切るべき!です。
その理由を、以下で詳しく明らかにしていきます!
それでは詳しく解説していきます。
デメリット1:有効期限がある
まず一つ目は『有効期限がある』です。
そもそもマイナポイントは、マイナポイントとしてそのまま使う事はできません。
マイナポイントを他のキャッシュレスサービスに移行することで、普段通りお買い物で使うことが出来ます。
そしてそのポイントの有効期限は、移行先のポイント会社の規約に従う、というわけです。
代表的なキャッシュレスサービスを確認しておきましょう!
- PayPay:有効期限なし
- 楽天ポイント:最後にポイントが付与されてから1年間
- d払・dポイント:4年間
- エポスカード・エポスポイント:2年間
ちなみに2013年の野村證券の調査によると、年間1兆ポイントものポイントが発行されており、そのうち約4000億円分ものポイントが失効しているそうです。
(出典:時事構想『既存ビジネスの問題点を突く』より)
ポイント発行数全体の約4割が失効している計算です。
そしてそれらの失効ポイントは、全てポイント会社の利益になります。
したがって、少なくとも自身が保有するポイントの有効期限は必ず確認してください。
そしてポイント失効のリスクを避けるためにも、ポイントは優先的に使うように心がけましょう!
デメリット2:余計な買い物までしてしまう
皆さんも「ポイントが貯まっていくのが嬉しくなって、いつの間にか余計な買い物までしてしまった」という経験はありませんか?
その落とし穴の代表例が「楽天お買い物マラソン」です。
楽天お買い物マラソンでは、複数のショップで買い物をすると、ポイントが2,3,4,5…倍と増えていきます。
そのため「めっちゃポイント溜まるやん!」と、ついつい買いすぎること、ありますよね(笑)
しかし、ポイントを貯めるために不要な物まで買ってしまっては、結局損です。
ポイントを貯めることが目的にならないように、いったん冷静になって買い物をすることを心がけましょう!
デメリット3:ポイント発行会社の倒産・ルール変更や失効のリスク
各ポイントは企業が独自に発行しているものなので、発行会社の倒産やルール変更、失効のリスクがあります。
また、ポイント発行会社そのものは何も変わっていなくとも、ポイントをよく使っている利用先の店が閉店する可能性もあります。
そうすると、ポイントの使い道に困ってしまい、本来なら不要な買い物をしてしまう事に繋がります。
一方で現金・キャッシュは「国」が価値を保証しています。
もちろん、国内であればどこでも使うことが出来ます。
そのため一朝一夕で価値が大きく変動したり、急に価値がゼロになるリスクはほぼありません。
最近では通貨への信頼度が下がっているのも事実ですが、それでも民間企業が発行しているポイントよりも国が発行している現金の方が、信用性が高いのは言うまでもありません。
デメリット4:ポイント制度に固執して実は損をしてしまう
例えば以下のケースを考えてみましょう!
とある商品が、Amazonでは5000円・楽天では6000円で販売されています。
楽天で購入すると、楽天ポイントが500円分獲得できます。
あなたならどちらで購入しますか??
冷静に考えると、Amazonで5000円で購入した方がオトクなのは明らかです。
しかしそれでも楽天で購入する人が一定数います。
特に普段から楽天でよく買い物をする人、楽天ポイントをさまざまな場面で貯めていたり使っている人は要注意!
このような状況でもAmazonではなく敢えて楽天で購入してしまいがちです。
「ポイントを貯めたい!」「ポイントが欲しい!」
という感情から、合理的な判断を誤る可能性があります。
世の中のあらゆる企業は、消費者の心理を巧みに見事に狙ってきます!
そういった企業のマーケーティング戦略に騙されない様にくれぐれも気を付けましょう。
デメリット5:利息がつかない
現金の場合、銀行に預金すれば「利息」がつきます。債券を購入すれば、これまた「利息」が付きます。
株を購入すれば「配当金」がもらえたり「含み益」が期待できます。
要するに、お金はお金を生み出す力を持っています!
その一方で、ポイントはどうでしょうか?
ポイントには「利息」がつきません!すなわち、ポイントは新たなポイントを生み出す力を持ってないんです!
確かに、ポイントがどんどん貯まっていくのはとても嬉しいです。その貯まったポイントで奮発してお買い物をするのはとても楽しいでしょう!
しかしポイントを貯めずに優先的に使っていれば、それだけあなたの手元には現金が残ります!
そのあなたの手元に残った現金が、「利息」を生み「利益」を生み出します!
だからこそポイントは優先的に使い切って、手元に現金を残しましょう!
まとめ:ポイントは必ず使い切れ!
それでは最後に、ポイント制度のデメリット5選をおさらいしておきましょう!
- 有効期限がある
- ポイントを貯めることが楽しくなって余計な買い物までしてしまう
- ポイント発行会社の倒産・ルール変更・失効や、ポイント利用先の店の閉店などのリスクがある
- ポイント制度に固執して実は損をしてしまう
- 利息が付かない
マイナポイント最大2万円分支給の詳細については以下の記事をご覧ください。
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