現在、全国のIKEAにて【お肉好きも大満足のサステイナブルフードフェア】が開催されています!
『サステイナブル』つまり『持続可能な』という意味。
環境に配慮された地球にやさしい植物性由来の食品を使ったフードフェアです!
最近話題の植物性由来の肉を用いたメニューを数多く提供しています。
SDGsの取り組みなどから、最近ますます注目される環境問題。
「植物肉」という言葉を耳にする方も増えたのではないでしょうか?
そんな中、IKEAという全国に出店する大型店舗から、植物性由来の料理が数多く提供されています!!
植物性のお肉?そんなの本当に美味しいの??
どうせ食べるなら本物の肉がいいな~。地球環境に優しいって本当??
そんな方々の疑問に答えます!
植物肉とはなにか?地球環境にどう役立つのか?など、植物肉の基礎知識をお伝えします。
さらに、筆者が実際にIKEAに行って食べてきたプラントベースフードの、実食レポートをお届けいたします!
「まだ食べたことがないよ」という方は是非参考にしてください!
また、イオンモールで販売されている『大豆ミート』も実食レポートしていますので、合わせてご覧ください!
プラントベースフード【サステイナブルフードフェア】の概要
プラントベースフードとは?
プラントベースフードとは、植物性由来の素材を使った料理のことです。
栄養豊富な豆や野菜などをふんだんに使用しています。
また、通常の肉よりも生産に必要な資源、水、土壌などが少なく、二酸化炭素排出量を減らす事ができます。
通常のお肉と変わらない美味しい味と満腹感が得られて、且つヘルシーで健康的。
地球にも身体にも優しい料理が、プラントベースフートというわけです。
サステイナブルフードフェアの概要
■開催期間:2021年5月20日(木)~ 7月11日(日)
■開催場所:全国のイケア店舗
※ IKEA原宿、IKEA渋谷では一部のメニューのみの販売になります。IKEA新宿では実施しません。
※ 一部商品は売り切れ次第販売終了となります。
※ 内容は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
■URL:https://www.ikea.com/jp/ja/stores/restaurant/sustainable-food-fair-for-meat-lover-pubabe72d90
植物肉(植物性由来のお肉)とは
植物肉についてさらに詳しく知りたい方の為に、植物肉の基礎知識をここでまとめておきます。
植物肉とは、名前の通り野菜や果物、豆、ナッツ、種子といった植物性原料から作りだれさるもの総称です。
主に大豆などのたんぱく質等を多く含む植物を加熱調理、加工して肉形状にして生産する肉」の事を指します。
肉の聖地アメリカを中心に、植物肉は現在2020年時点で大きな盛り上がりを見せており、代替肉参入企業は、2018年当時と比較して100社以上も急増しています。
この植物肉がさらに流通することで、地球の環境問題や家畜の品種改良問題が大きく改善される事が期待されています。
植物肉のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 培養肉に比べて生産工程が容易
- 家畜の肉に比べて、コレステロール値や内臓脂肪、中性脂肪を低減させる
- 既に市販されている
- 環境への負荷が大幅に減る
- 大豆由を中心とする植物由来の食料調達において、気候の変動が安定供給に影響する
- 大豆の生成から食肉としての生産まで、1~2年かかる
- 現状は、チキンナゲットやハンバーグのみの販売に留まっている(一部では焼肉用などの薄切り肉の販売も開始)
さらに詳しく植物肉について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
また植物肉と同様に、今後の食肉業界に大きな変化をもたらすものとして「培養肉」が注目されています。
培養肉について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
プラントベースフードのメニューをご紹介
IKEAのサステイナブルフードフェアで提供されているプラントベースフードのメニューをご紹介します。
プラントベースガパオライス(半熟卵つき)¥889
肉じゃない牛カレー \799
プラントベースケバブピザ \750
プラントボール8個 ¥499
ベジボール8個 ほうれん草とラグーソース \399
プラントベースラザニア \799
畑から生まれたプラントカレー ¥299
プラントベースガパオツンプロード \299
プラントベースパンプキンスープ \399
プラントベースの冷製豆スープ ¥299
オーツミルクのパンナコッタ \299
数多くのプラントベースフードが非常にお手頃な価格で販売されています。
こんなにも様々な料理が植物由来の素材で作られているとは、筆者も驚きました。
まだ植物肉にチャレンジしたことが無い方も、是非一度食べてみてください!!
実際に食べてみた感想
では、筆者が実際に食べたメニューをご紹介します
プラントボール8個 ¥499
まずは、IKEAレストランの看板メニューであるミートボールをプラントベースフードに改良した「プラントボール」を頂きました!
イケアのミートボールは、世界では毎年10億個、日本では100万個売れている人気商品です。IKEAの本場スウェーデンでは代表的な家庭料理として愛されています。
筆者も通常のIKEAのミートボールは何度も頂きました。
これまで何度も食べたミートボールと何が違うのか、肉好きの舌を満足させられるのか。
期待に胸を膨らませ、筆者が食べた第一印象は、とにかく「肉」であるということ!!
驚くほどに、いつものミートボールと変わらないクオリティの肉がプラントベースで再現されていました!
まず、見た目は完全にいつものミートボールでした。
見た目の段階でプラントベースに違和感を覚える人はまずいないでしょう。
8個のプラントボールにクリームソース、マッシュポテトやグリーンピース、ジャムなどを添えて提供されます。
そして肝心の味ですが、正直筆者の舌ではプラントベースだということは全く感じませんでした。
中に濃厚な肉がしっかり詰まっており、食感もちょうどいい硬さで提供されます。
ソースとの相性も抜群で、子どもでもパクパク食べれそうな甘めの味付けに仕上がっています。
断面を見ても全く違和感はありません。
このクオリティの料理が499円で頂けるとは驚きです。
強いて残念なポイントを挙げるなら、若干固めかな?という印象でした。
しかし好みが分かれる程度の問題で、本当に大満足の逸品でしたね!
肉じゃない牛カレー
続いてはコチラ!その名も「肉じゃない牛カレー」です!
ハンバーグやソーセージ、メンチカツなどひき肉(ペースト状)のものは数多く出回っていますが、植物性由来の肉で、スライス状の牛肉を再現する事は実はあまり多くありません!
それゆえに筆者は今回、この「肉じゃない牛カレー」を注文しました。
ちなみこのメーニューは、日本発の代替肉開発スタートアップ企業【NEXT MEATS(ネクストミーツ)】とのコラボ商品です!
NEXT MEATSより販売されている「NEXT牛丼」に使用されている牛肉(植物性由来)を、カレーに利用したのが「肉じゃない牛カレー」です!
代替肉開発企業とのコラボレーションということで、筆者も期待に胸を膨らませながら頂きました!!
さて、その味はというと・・・
う、、美味すぎる!!!!
筆者が実際に食べた第一印象は、とにかく「牛肉」だということ!
写真を見てわかるように、このカレーが提供されて見た目で違和感を覚える人はまずいないでしょう。完全にいつもの牛カレーである。
そして肝心の味ですが、これが本当に美味しかった!
いつもと変わらないコクのあるカレールーに、牛肉に限りなく近い味と食感がプラントベース肉で見事に再現されています!
限りなく近いとは言ったものの、筆者の舌では牛肉と全く区別がつかなかった。
またまた強いて言うなら、もう少し肉のサイズが大きくても良かったかもしれない。
小間切れ肉が使用されているが、ひとつひとつの肉が小さすぎる印象は受けた。
この辺りは今後の改良に期待したい。
しかし味や食感、風味に至るまで、ほとんど牛肉と変わらない料理を楽しむことが出来たので非常に満足です!
まとめ:プラントベースフードは、植物性由来である事を全く感じさせないクオリティ!!
今回はIKEAのサステイナブルフードフェアにて「プラントボール」と「肉じゃない牛カレー」の二種類のメニューを実食レポートしました!
筆者は植物肉市場を以前から調査していますが、正直このクオリティには度肝を抜かれましたね・・
肉好きの方々にとっても、十分納得できる料理にかなり近づいているでしょう。
今後、一般家庭に植物性由来の肉が並ぶ日は、決して遠い未来ではないです!
まだプラントベースフート(植物性由来の肉)を食べたことが無い方は是非一度、召し上がってみてください!!
きっと、その完成度の高さに驚かされると思いますよ!!
植物肉についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです!
また、イオンモールで販売されている『大豆ミート』も実食レポートしていますので、合わせてご覧ください!